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福井コンピュータホールディングス株式会社 様
  • あらすじ
株式会社アイ建設は中堅の建設会社。「一人一人の生産性の向上により、社員の賃金向上、現場の生産性向上」 を掲げ「i-Construction推進3カ年計画」を策定し、2016年度に初のi-Construction工事を受注。そして2017年度 には「ICT推進部」を新設し「ITによる生産性向上」を経営の中心に据える決定をした。
登場人物プロフィール
石本一之 (いしもと かずゆき) ICT推進部部長。「i-Construction推進3カ年計画」責任者。今年から推進計画を統括するICT 推進部の部長として凄腕を振るう(予定)。ITには疎いが人情派。
平川直照 (ひらかわ なおてる) ICT推進部課長。常に沈着冷静でITに強いIT技術担当。 石本部長の頼れる右腕。アイ建設の歩く基準案と呼ばれる。
磯部明菜 (いそべ あきな) ICT推進部。アイ建設入社5年目。社長の娘で工事現場と重機が大好きなドボジョ。 今期からICT推進部に異動しi-Construction推進の中心人物になる予定)。
古戸平太 (ふるど へいた)
野球部出身ボウズが似合う体育会系イケメン。アイ建設測量部の若きエース(28歳独身)。 新キャラクター」 ICT推進部の新メンバーとして測量部から異動。現場計測技術はアイ建設いち。
インデックス
第0章 プロローグ
 第1章 平成29年度ICT土工基準案 
 第2章 i-Constructionおさらい
第3章 地上レーザースキャナーによる公共測量に対応 
第4章 UAVを用いた公共測量マニュアルの改定
 第5章 福井コンピュータアイコンサプリ2017の紹介
 第6章i-Constructionの新技術
第7章 ICT土工管理基準類の改定
第8章CIM・LandXML、そして舗装工・浚渫工
第9章  エピローグ
 資料編 ICT舗装工の概要
  • それでは平成29年度ICT推進部全体会議を始める。今回は特別に社長にも参加いただき、当社のi-Conに対する熱い思いを語っていただきたいと思います。では、社長・・・
みなさん平成28年度はお疲れさま。前年度は当社初の試みにも関わらずi-Con工事で優良工事表彰をいただくなどめざましい業績のあった1年でした。今後当社としても「ITによる生産性向上」を経営の中心に据えるべく、新しく「ICT推進部」を新設しました。石本部長を筆頭に今後もみなさんがんばってください。
社長ありがとうございます。それでは議事進行は私、議事録は明菜ちゃんよろしく。
早速、新メンバーの紹介をみんなの簡単な自己紹介をしよう。では古戸くん。はい!
  • 計量部より異動してきました古戸平太です。今年からi-ConでTSやGNSSの要領案が採用されると聞いて、社長に直談判してICT推進部に異動してきました。計測部で培った計測技術を生かしてがんばります。
石本一之
磯部明菜平川修照
まずは議題①として平成28年度のi-Con工事の総括をしてみたいと思います。
ちょうど国交省からも資料が発表されたので、それと比較しながら当社の工事を振り返ってみます。
  • 全部で584件ICT土工対象工事があったのか。
当社はそのうち1件受注だから584分の1というところだね。実際i-Conで工事の効率はがったのかな?
資料によりますと、従来手法の平均が60.4日のちころICT施工で平均日数は44.6日、26.1%削減とあります。
当社でも前回工事では全体の20%ほど削減されています。
起工測量で時間削減率が39.4%、測量計算が14.1%、施工が21.1%、出来形管理・検査で53.1%が・・・特に出来形管理・検査と起工測量の削減率が大きいですね。
  • ICT土工事例集(H29.3.31更新)事例集(工事)その1(国土交通省)
発注者:北海道開発局 室蘭開発建設部 
受注者:(株) 丸博野沢組 おぼっぷ 外工事 
北海道苫小牧市覚生川右岸工事用道路整備土、工量:約12,800m3
本工事のICT土工と従来手法との効果・比較 掘削日数
 施工も時間削減率は2割ぐらいですが、コストも1割以上 削減できた事例が出ていますね。


施工者の声 ●工期:「丁張り設置の不要、掘削施工日数が短縮し、結果9日ほど短縮!」 ●工程:「日当たりの施工量がクラウドで把握でき、工程管理が容易!」 ●施工:「路盤材敷均しに応用したトンボが不要!オペレーターの技量に左右され
ない!」 ●安全:「法頭付近掘削時の手元作業員が不要となり、滑落・転落等のリスク低減・回避!」
☆所見:ICT機械経費は高価となるが、人件費が抑制され、コストダウンとなる。作業員を効率良く配置ができ、ICT土工の更なる効果に期待したい。
岐阜県高山市
平成27年度中部縦貫丹生川西部地区道路建設工事
発注者:中部地方整備局高山国道事務所 受注者:(株)新井組
土工量:約28,000m3
| ICTによる測量・施工管理と従来手法との比較・検証結果
施工者の声 ●工期:「UAV使用により、測量日数が36日から7日に短縮できた」 ●工程:「日当たりの切盛土量がクラウドで把握でき、工程の遅延がなかった」 ●施工:「ICT建機の活用で経験の浅いオペレーターでも高精度に仕上げることができた。また、排水構造物等の作業土工にも併用した。」 ●品質:「従来のTSの点と点を結ぶ線と異なり、面的施工・管理となるため、大幅に品質が向上した」 ●安全:「測量および法面整形時の手元作業員が必要なくなったため、法面からの滑落等の危険性が無くなった」
施工も時間削減率は2割ぐらいですが、コストも1時間以上削減できた事例が出ていますね。
良いところに気が付いたね、明菜ちゃん。
ICT建機の経費は増えても人件費含めた全体のコストが下がるのがi-Conでのいいところだよ。コストが下がれば利益も上がるわけだしさ。そこがICT推進部の存在価値だよ!ですよね、社長!
  • 1.3Dデータを活用した詳細・正確な設計照査
2.工事関係者への説明等の高度化
3.土量算出の自動化
4.出来形管理書類と計測作業の効率化
5.3Dデータで事前に工事シミュレーション
  • では議題②です。平成29年度のICT土工基準案の改正や新設について共有していきたいと思います。まずはこれが一覧表です。
  • ポイント①地上レーザースキャナーによる公共測量に対応
ポイント②UAVを用いた公共測量マニュアルの改定
ポイント③ICT土工管理基準類の改定
ポイント④i-Constructionの新技術
ポイント⑤ICT舗装工
ポイント⑥ICT
ポイント⑦CIM・LandXML
  • 個人的には標定点設置の緩和はありがたいな。なによりTSやGNSSが要領案に組み込まれたところが興味深いっす
  • 第2章:i-Constructionおさらい
  • i-Conの最終目的は生産性向上だからね。指定型や希望型以外の工事でもICTを積極導入して生産性を向上させるのが使いこなしだよ。
  • 第3章:地上レーザースキャナーによる公共測量に対応
  • 今までは、「新しい技術は利用しても構わないが、これまで以上の点検測量を実施しなければならない」という公共測量作業規程の準則にしばられていたからね。
責任は測量作業機関にあったから、なかなかリスクも高かったわけで。今回で公共測量でのハードルが一気に下がったね!
  • 1/500や1/250の大縮尺数値地形図作成とUAV同様の3次元点群作成と二つの用途で使えますね。
これまで地形図作成は外注の航空レーザーで1/1000や1/5000の地形図を作っていましたから、委託業務内でガンガン使っていけるな。
  • 構造物の肩部を正確に押さえたい場合などは、TS補足観測によって品質の良い成果作成につながるんだよ。それと重要なのが構造化作業ですね。
  • i-Conの納品ではオリジナルが「計測した点群」で、「出来形計測データや起工測量計測データ」はTIN形式なので構造化したデータにあてはまるといえるね

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