細井さんが変身!?細井さんが動物に変身した経緯は?
話は数ヵ月前、会社で出展をしていたオフィス用品EXPOにさかのぼります。
そんなわけで、キャラクターをコンテンツとして活用することで集客ができると考えたおじさん3人。
ビジネスに活用できる企業キャラクターはどうやって作るのでしょうか?
戦略的な企業キャラクターを作ってみよう!0から始めるキャラクター設定方法を解説!
今回は企業キャラクターを作成する上での設定方法をまとめました。
これからキャラクター制作を考えている方やすでにキャラクターがある方も是非参考にしてください。
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社長の承諾を得てきたよ! |
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さすが鶴野部長。 |
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社長も展示会に来られて、競合他社の
キャラクターが気になっていたみたいだからね。 |
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でもキャラクターなんてどうやって作るんですか~?
すごく難しそうですよ~。 |
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専門業者に外注した場合の見積りを取っておきましたが
200万円以上するそうです。 |
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そんなに高いの!?
私たちで考えるしかないね。 |
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キャラクターの作り方についても調べてみました。 |
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さすが細井さんですね~仕事が早いです。 |
1.キャラクターの設定を決める
キャラクターを作ることとは1人の俳優を創造するということです。
感情移入ができる・性格を持っているモデル、オブジェクトを考えることで長く愛される企業キャラクターが生まれます。
【設定を考えるポイント】
- ・みんなが知っている生き物や食べ物など認知度が高いものを使用
- ・シンプルな造形することで汎用性が高くなる(様々なノベルティで流用できる)
- ・親しみやすい性格にする(あんまり賢くしない)
- ・企業のブランドイメージとかけ離れないビジュアル
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認知度が高い食べ物ですか~
チャーシュー麺なんてどうですかね~? |
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それ、太巻くんの好物なだけでしょ。 |
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ラーメンでは企業イメージから大きくかけ離れている。 |
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無難に可愛い動物がいいかな? |
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ライバル会社はクアッカワラビーという
動物ですね。動物で行きましょう。 |
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えぇ~ラーメンの方が目立ちますよ~。 |
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2.ライバル会社との差別化
他社のキャラクターを分析することで、競合他社とキャラクターが被らないようにします。まず、配色や生き物系か食べ物系のキャラクターかなど、キャラクターの特徴を分析し、他社が生き物系が多ければ食べ物系を使ったキャラクターにするなど差別化をします。
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3.課題解決としてのキャラクターの機能
オリジナル企業キャラクターの強みは、マスメディアから実際の売り場まで、クライアントがユーザーと自由にコミュニケーションを行うことができることです。その効果をかわいいなどの感覚的な評価ではなく、費用対効果も含めて企業の課題を解決できるようなキャラクターを作成する必要があります。
【キャラクターの機能】
- ・ストリーテラー機能 → 商品説明や誕生秘話の語り手役
- ・価値を付加する機能 → 見る人の注意を引く(集客)
- ・商品化機能 → キャラクターそのものにブランド価値をつけグッズ販売
- ・満足付加価値機能 → コミュニケーション後に余韻を残す
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私たちはWebマーケティング部なので、
将来的にはWebからの集客とお客さんとの
コミュニケーションにキャラクターを活用したいね。 |
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人気が出てきたら、グッズ販売もできそうですね~。 |
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再来月にまたオフィス用品の展示会があるようです。
まずはそこで着ぐるみで登場はどうでしょうか? |
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そうだね。ミーアキャットは細めなので
細井くんが中に入ってくれるかな? |
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分かりました。 |
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4.広報・宣伝としてのキャラクターの活用
企業キャラクターは特に企業コミュニケーションの手段として効果的です。
下記のような効果が期待できます。
【キャラクターの効果】
- ・存在認知能力:他社に存在を認められる
- ・理解伝達能力:メッセージや意味を早くわかりやすく理解してもらう
- ・感情力:感情的な絆をつくり、つなげる
- ・イメージ力:魅力的なイメージを創造する
- ・拡散力:口コミをおこさせる
- ・個性力:他のグループとの差別化や、同じ価値観をもった人々との同一性が認識できる
- ・人格力:人間と同じ精神や魂があるような実在性を感じる
などの要素があります。
以上から、オリジナルキャラクターの特色や話題をセールスポイントをまとめ、観る人の反応をいい印象に結びつけることで、広報・宣伝となり、その結果を利用するのがマーケティングとして活用できます。
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もう~ビックリしたじゃない。
社長に見られたら怒られてるところだったよ。 |
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え~僕が入ってもそんなに変わりませんよ~。 |
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いや、まったく別の生物だからね! |