鶴野部長、ご自慢のSNS投稿をビジネスに活かしてやろうとやる気満々です!太巻さんと細井さんは不安がっているようですが・・・部長なので、任せようということになりました。それから1ヵ月・・・
そんなわけで、SNSを数回投稿しただけで、すっかり更新し忘れていた鶴野部長。SNSをビジネスに活用することは本当にできるのでしょうか?
Facebook、Twitter、Instagramをビジネスに活用するために効果的な投稿方法をまとめました!
今回は国内主要SNS(Facebook・Twitter・Instagram)に焦点を当て、直近のユーザー数や特徴をまとめました。ビデネスでSNSを活用したいけど、方法がいまいち分からない方は是非チェックしてみてください。
今、うちで使っているSNSは 「Facebook」「Twitte」「Instagram」の3つです。 |
どれも初めだけ張り切って投稿しただけですもんね~。 |
それは言わないで・・・胸が痛い。 |
SNSによっては年齢層や特性など傾向が違うので、 投稿方法を変えると効果的のようです。 |
へぇ~どれも似たようなものだと思ってました~。 |
まずはFacebookからです。 |
1.世界ユーザー最多(17億人以上)のFacebook
【ユーザー数】
- ・世界月間アクティブユーザー数:約17億1000万人
- ・世界日間アクティブユーザー数:約11億3000万人
- ・日本月間アクティブユーザー数:約2500万人
※2016年6月末時点(参考:Facebookニュースルーム
http://ja.newsroom.fb.com/company-info/ )
【ターゲット年齢層】
年齢・男女比ともに均一にバランスが取れていますが、男女ともに20代から40代あたりの年代のユーザーが多い傾向にあります。10代のユーザー数が少なめです。
私たちの年代と若い子のユーザーは少なめなんだね。 |
20代~40代をターゲットにしているならば最適です。 |
【特徴】
- ・実名登録のため、ネット上で現実の人間関係を持ち込むことのできるのことから、ビジネスなどの人脈構築に適している
- ・エッジランク(Facebookのアルゴリズム)により、新しい投稿が常に時系列で表示されるわけではない
- ・友達の友達まで投稿が届く
- ・広告配信では、年齢や地域などユーザー属性を把握しやすく、シェアによる拡散効果が期待できる
Facebookはビジネスでも合いそうですね~。 |
最初は継続して投稿することが大事です。 |
継続して投稿ですって~鶴野部長~。 |
分かったよ、太巻くん。 |
【記事投稿のポイント】
- ・Facebookの投稿を入り口として、リンク先にあるHPやランディングページを訪問してもらうことで集客につなげることを考えて投稿する
- ・Facebookの投稿で内容を全て書いてしまうと、HPやランディングページに訪問する必要がなくなってしまうので、HPやブログの書き出しや要点となる文章のみ投稿する
- ・役に立つ知見や最新情報など「読んで良かった!」や「役に立った!」と思わせる記事を投稿することでファンを増やす
- ・情報の受け取りが受動的なので、タイトルや画像がフックになるように工夫して、HPやブログに集客する
なるほど。HPやランディングページに誘導するような 投稿をするのがポイントなんだね。 |
ただし、商品の宣伝ばかりの投稿はダメです。 |
商品宣伝はうんざりですよね~。 |
【オフィス用品を投稿場合の参考例】
Facebookでは長文よりも、短文+写真の方が見栄えが良くなります。 |
キャッチーな言葉と目を引く画像ですね~。 |
ファンや友達がシェアしたいと思うような投稿を 心掛けることが大切だね。 |
2.日本のユーザー増加率が世界一のTwitter
【ユーザー数】
- ・世界月間アクティブユーザー数:約3億2千万人
- ・日本月間アクティブユーザー数:約3500万人
※2015年12月時点 (参考:Twitterが国内ユーザー数を初公表 「増加率は世界一」http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/18/twitter-japan_n_9260630.html )
【ターゲット年齢層】
男女比はほぼ均等で、10代~20代の割合が50%以上を占めているが、ここ最近30代~40代のユーザーも増加傾向にあります。
10代と20代のユーザーが多いですね~。 |
若者はTwitterを使っているんだね。 |
若者向けのPRには欠かせないツールです。 |
【特徴】
- ・日本でのユーザー数はFacebookを上回っている
- ・匿名性で140文字のテキスト投稿のため、気軽に発言しやすい点が特徴
- ・リツイートで爆発的に拡散しやすく、時系列表示から常に最新の情報が流れる
- ・Yahooとの連携をはじめとしたリアルタイム検索では、ニュースや今話題になっている事柄について多数の人がツイートしているのを確認できる。
鶴野部長の個人アカウントのツイートって 140文字に収まらなくてほんと読みづらいんですよ~。 |
Twitterは短い文章で気軽に発言できるのが特徴。 鶴野部長はその特徴を無視しています。 |
いいじゃない!私の個人アカウントなんだから。 |
会社アカウントでも長すぎたので投稿前に 修正した記憶があります。 |
あら?そうだっけ? |
うちの会社の投稿はリツイートで拡散なんて 全くされていませんよね~。 |
【記事投稿のポイント】
- ・若い世代のユーザーが多いので10代、20代が好むネタに乗って投稿すると拡散されやすい
- ・Facebookと比べてアカウントを複数作れるので属性別のアカウントでフォロワーを増やす
例:工場系オフィス用品Twitter、ITオフィス系Twitterなど - ・投稿時間を自動化するツールを使用して、通勤時間などにタイマーで投稿できる
- ・アカウントに「キャラクター性」を持たせることができる
なるほど。ただ単に投稿すれば良いって ことじゃなさそうだね。 |
Twitterってお遊びツールかと思ってたら ビジネスで活用できそうなんでビックリですよ~。 |
ターゲットが好むネタを読まれる時間帯に投稿。 アカウントをキャラクターすることでのブランド化。 |
うちの場合だと、新卒社員に向けた個性ある オフィス用小物を専門で紹介する アカウントを作るなんてどうだろう? |
良さそうですね~。 |
ツイートの言葉づかいも若々しくして 若者が好むキャラクター作りも大切だね。 |
最近の若者はきゃはーん♪って 言うんですかね~? |
・・・。 |
まずは若い子が何が好きかうちの会社の 新入社員に話を聞いて調べましょう~。 |
うむ。 |
3.国内利用者1000万人突破Instagram
【ユーザー数】
- ・世界月間アクティブユーザー数:約5億人
- ・世界日間アクティブユーザー数:約3億人
- ・日本月間アクティブユーザー数:約1000万人
- ・1日にシェアされる写真:約9500万枚
※2016年6月時点(参考:instagram Press News https://www.instagram.com/press/)
【ターゲット年齢層】
10代~20代のファッションや芸能人への興味ある女性層が多いです。最近では30代~40代の女性の利用も増加傾向にあります。
若い女性に多く使われているようです。 |
私たちと真逆のユーザーがターゲットになるのね。 |
【特徴】
- ・基本的に、スマホで利用
- ・パソコンからも閲覧は可能だが、投稿するには別の専用アプリ(Gramblr.やInstaPic)が必要
- ・簡単に綺麗な画像を作成できる(写真の加工機能がかなり充実)
- ・FacebookやTwitterなどほかのSNSと連動可能
オシャレな写真を投稿するのはもちろん スマホで利用するので見やすさは大事そうです。 |
鶴野部長の投稿、まったくダメだったってことですね。 |
なんで!? |
だってコレ、文字ばっかりじゃないですか~。 |
でも、写真はオシャレじゃない。 私のお気に入りの一枚だからね。 |
・・・違う意味で話題になる可能性はあります。 |
あははは~。 |
うん? |
【記事投稿のポイント】
- ・スマホで撮影した写真をインスタグラム内のフィルターで加工し、コメント付きでアップする
- ・投稿が届くのはフォロワーのみで、拡散機能がないので、ハッシュタグを複数付けて検索されやすいように投稿する
- ・企業は新商品や利用場面などを投稿している
うちの場合だと、インテリアに見えるデスクや椅子を オシャレに加工して投稿するといいかもね。 |
#椅子#オフィス#デスク#机など、ハッシュタグを複数付けて 検索されやすいようにすることも忘れずに。 |
若い女性が多く見るので、可愛いホッチキスや付箋 なんかを投稿すると良さそうですね~。 |
【オフィス用品を投稿場合の参考例】
日常のオフィスの様子を 商品と絡めて投稿するのもありだね。 |
投稿するほど検索される確率も高まるので 継続することも大事です。 |
まとめ
同じ情報でも、それぞれの特徴に合わせて 文章や写真を変えて投稿すると良さそうです。 |
なるほどね。 SNSはビジネスに活用するとなると誰に何を 伝えるか明確にして、投稿する必要があるね。 |
そうです。 |