【SNSマンガ記事】「販促✕SNS」100日後に死ぬワニに学ぶプロモーション術!

「販促✕SNS」100日後に死ぬワニに学ぶプロモーション術

100日後にワニが死に、そして新たなコンテンツとマーケティング手法が生まれた

3月20日。ワニが亡くなりました。

社会現象とも言える騒ぎに多くの注目が集まり、ワニの最期となる「100日目」を投稿したツイートは76.4万RTされました(2020年3月23日現在)。

今回は「100日後に死ぬワニ」に学ぶ、SNSマーケティングについてご紹介します!

1.「100日後に死ぬワニ」とは?

話題になっているのは知っているけど…そもそもワニってなに?

そんな方にかんたんに解説します。

「100日後に死ぬワニ」とは、漫画家:きくちゆうきさんの作品で、100日後に死ぬことを知らないワニがのほほんと暮らす日常を描いた4コマ漫画。

コマの枠外で「死まであと○日」と明示されたワニの100日間を、4コマを1日としたカウントダウン形式で描き話題を集めた。

最終回を迎えた作者のTwitterアカウントは220万人を超えるフォロワー数が集まりました。このフォロワー数は元HKT48でタレントの指原莉乃のフォロワー数が約280万人であることを鑑みるとかなりスゴい数であることがわかります。

2.感動の最終回……(ネタバレ注意)のあと、様々なメディアミックスの発表

桜が舞い散る中、ワニは交通事故で帰らぬワニに……。

多くの人が余韻に浸る中、突如現れた“100日後に死ぬワニ 公式アカウント”のTwitterで発表された、書籍化、グッズ化、映画化。

涙に濡れた頬が乾かぬうちに、矢継ぎ早の商業展開となりました。その結果、感動から一転、強い企業色と立ち込めるお金の匂いにステマの嫌疑を向ける一部の方とファンの間で様々な議論が交わされました。

3.「ワニ効果」ポップアップストアには長蛇の列

最終回後にオープンした「100日後に死ぬワニ 追悼ポップアップストア」。

パーカーからお菓子に至るまで、約70種のグッズ展開にネットでは「仕込みでは?」という非難の声が見られましたが、その一方で多くのファンがグッズを求め駆けつけ、長蛇の列をなす結果となりました。

4.なぜワニはバズったのか?~私たちがワニから学ぶこと

「限り有る生命を大切に生きること」や「仲間と過ごす何気ない日々の尊さ」など、この作品から多くのことを学び取った方は多いでしょう。しかしSNSマーケティングという観点からこの作品を俯瞰して見ると、少し違った結論が出そうです。
SNSの影響力
やはり第一に挙げられるのはこれ。去年の年末は14.5万人だった作者のフォロワー数は220万人に(2020年3月24日現在)。

最終回は「ワニくん」が世界トレンドワード1位になるなどし、世界中の人を巻き込んだ作品作りはお見事でした。

そして良くも悪くも賛否両論巻き起こった今回のワニ騒動。最終回すぐのメディアミックス発表に疑問を持つ声も多かったのですが、SNSは水物。鉄は熱いうちに打て、興奮の熱が冷めやらぬうちに収益化するというのはマーケティング手法としてはナシではないでしょう。
毎日投稿でナーチャリング
「100日後に死ぬワニ」というコンテンツの優れたところは、そのインパクトあるタイトルもさながら、“毎日定刻に投稿し死までのカウントダウンを行い、読者をナーチャリングしていった”という点です。

接触回数が増えるほど好印象を持つようになる心理現象を心理学では“ザイオンス効果”(単純接触効果)と言います。

毎日暇なときにアプリを開き何気なくタイムラインや投稿を見るSNSはまさにこの効果を発揮しやすい場所といえます。作者のきくちゆうきさんはこういった手法を用い、大衆の心を掴んでいきました。

5.まとめ

いかがでしょうか。

今日から100日後は7月1日。約3ヶ月後に向けてできることを毎日継続していけば素敵なコンテンツができる…!

しかし、毎日投稿・運用はなかなか骨が折れるものです。またSNSは常に炎上と隣合わせで、何気なく投稿したものが非難を浴びるリスクもあります。

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※弊社は上記クリエィティブ・製作者様には関与しておりませんが、弊社制作事例・アサイン可能なインフルエンサーも多数ございますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。



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