日本の文化でもある「マンガ」を使って、全世界をターゲットに、商品やサービスを訴求することができます。世界では日本ほどマンガ広告が普及していないので、マンガを活用することで差別化を図ることが可能です。
経済産業省の市場調査結果によると、2020年の越境ECの市場は9940億米ドル、日本円で109兆市場になると見込まれています。
中国の越境EC購入額が増加
日本の事業者から越境EC購入額が、米国消費者は前年より15.8%増加し7128億円。
中国消費者は前年より25.2%増加し12978億円となりました。越境ECの市場規模が大きく伸びていることが分かります。
購入した・購入したい日本製品
越境ECサイトで直近1年以内に購入した
日本製品・購入したい日本製品(単位:%)
最も購入したい日本製品は「化粧品」となっています。このことから、たとえば美容関連商品を越境ECサイトで販売することで、日本国内の数倍の売上が期待できます。
他にも日本製の日用品や食品、ファッション、ベビー用品、高級品にも需要があることが分かります。またマンガやキャラクターグッズにも需要があり、日本のマンガやアニメが観られていることを表しています。
なぜ越境ECサイトでマンガなのか?
越境ECの市場規模が拡大していることから、今まで国内向けECサイトを運営してきた企業の参入が増加していくと考えられます。
海外の企業と競合となると同時に、国内の企業同士も競合となります。そんな膨大な数のECサイトの中から、まずは興味関心を持ってもらわなければなりません。越境EC市場が拡大しているからと参入しても、そこで埋もれてしまっては意味がありません。
そこで、まず見てもらうために興味関心を引き付けるツールとして活用できるのが「マンガ」です。
海外でもマンガは目に留まる
たとえば海外向けのWebサイトで、マンガがあったら目に留まると思いませんか?Webサイト上での写真は見慣れてしまっていますが、海外ではマンガは見慣れていないため、写真よりも目に留まりやすくなります。
コンテンツでも広告でも、まず初めに、目に留めてもらわなければ、読んでもらうことができません。読ませるためのフックとしてマンガを活用することができます。
日本の文化であるマンガで日本製をPR
日本の製品は世界では「高品質で信頼性がある」と認識されています。日本の文化であるマンガを活用することで「マンガ=日本」というイメージを与え、「日本=高品質・信頼性」を連想させることができ、海外ユーザーから見た商品の価値を高めることができます。